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右折して左折して挫折して・夏
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某広告代理店Dに就職決まった大学4年生が、日々の雑感をカタチにしていくっていうね、ブログ。
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How crazy are we.
2008/06/18(Wed) 02:29:05
(↓今日の記事は読みづらいDeath↓)



テレビの特集を見てた。



実の親が事情があって育てられない子供を預かる、乳児院。

そのなかのひとつ北海道立中央乳児院は、小樽市銭函(ぜにばこ)にある。

0歳~2歳ほどの41人の子供が暮らし、32人の職員がその成長を見守っている。

経済的理由から養育拒否、虐待を受けた子供もいるという。



しかし、この北海道立中央乳児院は、あと1年半で閉鎖される。

閉鎖というと若干語弊があるが、これまでの公立運営から、民間に経営が委託され、現在の職員が全員入れ替わるのだ。

経費はこれまでが年間約5億円。

これが、約5兆円もの借金を抱える北海道の財政の煽りを受け、民間移譲へとつながったわけだが

民間に移譲された後の年間の予算は約2億円だという。



「子育て大国、北海道の実現」

この公約を掲げる北海道知事は、インタビューの中で

「民間に移譲されることで、民間のノウハウが活かされ、サービスも充実する」

との旨の、いかにも正論な、しかしどこかで聞いたことのあるような、受け答えをしていた。


「知事は乳児院を実際にご覧になったことは?」

「申し訳ない、乳児院はまだ行ってないんですよー」


知事の目に、乳児院に暮らす子供たちの姿は、ちゃんと映っているのだろうか。

知事は何を見て、民間委託を選択したんだろう。もしくは実際に選択したのは知事じゃないのかな。


本当はどこにお金が使われるべきなのか。

この経営権の民間移譲が正しいのか、間違っているのか、僕にはわからない。

それぞれの事情と言い分があって、それぞれがしかるべきものだ。

そして、どこが経営権を持とうが、子供たちには関係はない。

その経営権をもった、子供たちを守る人たちが、つらい思いをしている子供たちや、苦しい思いをしている親御さんたちのことを、どれだけ考えられるかだ。

個人的は、これはもっと社会的にも認識され意識されるべき事項だと思う。




現在、施設に入所しての保護が必要な子供は日本全国で、約4万人

そのうち、里親に引き取られ育てられている子供は、約3千人、全体の約8%。

自分は育てることはできないけど、里親に育てられるのは自分の子供でなくなってしまうから嫌だ、という親は多いという。

子供にとって、何が一番幸せなのか。


親権は本来、子供に対する権利であるのに、いつから親の権利になったのか。

親が勝手に振りかざしてよい、そんな権利じゃない。

子供たちは、何も、知らない。




僕は本当にまだ無知だ。 so ignorance. 非常に悪い意味で。

色んなところを自分の目で見に行かなければならない。

学生の立場でいくか、1年待って会社の肩書きでいくか、それも考えなくては。



そして、自分には何ができるのか、どういったアプローチを選択するのがベストなのか。

例えば、何らかの問題に対する “募金活動” という行動について考えてみる。


50人が10時間、道行く人たちに「募金お願いしまーす!」と呼びかけたとする。

募金箱は5人で1箱(1人1箱は持たないよね?)

1箱1時間で2000円くらい?(こんなに入る?)

そうすると、単純計算では1日で20万円集まる。

これも素敵なことです。


ただ、この50人がその何らかの問題に対するお金を得る方法は他に幾らでもあって

単純な話

この50人が自給1000円のバイトを10時間やれば、1人日給1万円

50人で1日50万円集まるわけで

この方が、明らかに効率的。

ただし、募金活動を選択する人たちの狙いが、社会的意義とか啓蒙活動とかに重点を置いているならプラスアルファは存分にあるのだろうが。


要は、何が言いたいかってゆーと

ある社会問題を解決したいと思ったら、どういった解決方法を取るかはいろんな選択肢があって

どれが間違いとかじゃなくてそれぞれに長所短所があるわけだが

僕は例えばある社会問題をどうにかして解決したいって思ったら

NGOとかでやるんじゃなくて、ビジネスとして(コレ重要)、そういった問題に取り組んでいきたいと思うのだ。



醤油ーこと。 
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